「日本医療福祉生活協同組合連合会 第14回通常総会」開催報告
~提案した全議案を賛成多数で採択し終了~

 日本医療福祉生活協同組合連合会(医療福祉生協連)は、第14回通常総会を、2024年6月7日、ホテルイースト21東京において、会員生協の代議員186名(実出席132名・委任出席3名・書面議決51名)と、傍聴者・役員・事務局など56名の合計242名の参加のもとで開催しました。総会では、理事会から、全国の医療福祉生協2023年度活動のふりかえりと2024年度重点課題、2023年度事業報告・決算、2024年度事業計画・予算、役員補充選任および役員報酬の5議案を提案し、全体討論のあと、すべての議案を賛成多数で採択、総会アピールを拍手で確認し、総会を終了しました。

 来賓として、以下の3名の方にお越しいただき、ご祝辞を賜りました。
 厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課 消費生活協同組合業務室長 小野 博史 様
 公益社団法人 日本薬剤師会 常務理事 髙松 登 様
 一般社団法人 日本協同組合連携機構 常務理事 伊藤 治郎 様

 また、多くの政党、医療・福祉団体、生活協同組合等からメッセージや祝電をいただきました。
 議案提案後の全体討論では、18名の代議員から発言がありました(文書発言2名を含む)。はじめに特別報告として、令和6年能登半島地震の被災地の現状と、医療福祉生協からの支援活動について報告されました。続いて「子ども食堂」「健康チャレンジ」「ボランティア活動」等を通じて、世代や組合員の枠を超えた協同と連携で安心のネットワークを広げるとりくみ、「救急搬送を断らない体制づくり」「住民・行政と共同ですすめた複合施設づくり」等で地域から求められる役割を果たし事業の質を向上させるとりくみ、「法人の理念づくり」「ワークライフバランス推進委員会の活動」「その人らしい生き方を支えるケアの実践交流」等でともに学び育ちあい、地域のヘルスリテラシー向上や心理的安全性の高い職場づくりにつなげるとりくみなど、「誰もが健康で居心地よくくらせるまちづくり」をめざす様々なとりくみが報告され、引き続き「医療福祉生協のいのちの章典」の実践、「地域まるごと健康づくり」をすすめていくことが確認されました。


 ▲通常総会の様子


 ▲採決の様子

髙橋会長理事によるあいさつ

医療福祉生協連
髙橋会長理事によるあいさつ

小野博史様

厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課
消費生活協同組合業務室長
小野 博史 様

髙松登様

公益社団法人 日本薬剤師会
常務理事 髙松 登 様

伊藤治郎様

一般社団法人 日本協同組合連携機構
常務理事 伊藤 治郎 様

<議案内容>
第1号議案 全国の医療福祉生協2023年度活動のふりかえりと2024年度重点課題承認の件
第2号議案 2023年度事業報告書及び決算関係書類承認の件
第3号議案 2024年度事業計画及び予算決定の件
第4号議案 役員補充選任の件
第5号議案 役員報酬決定の件

決算関係書類(PDF)