第8回J-HPHカンファレンス2023で優秀賞受賞
「班会参加は健康寿命に影響を与える事ができるのか?」

 11月11日~12日に開催された第8回J-HPH※1カンファレンス2023のポスターセッションで、齋藤文洋大泉生協病院院長・医療福祉生協連医師委員が筆頭演者として発表した、班会に参加する組合員の健康度調査の報告が優秀賞を受賞しました。
 この調査は医療福祉生協連が2018年と2022年の2回実施したもので、初回は3,273人、2回目は2,359人が回答しました。その結果、班会の参加※2は、介護リスク、入院または死亡リスクを減少させることがわかりました。また、どのような状況下でも医療機関と地域住民の協力を通じて社会参加を促進することで、健康寿命に好影響を与えることが確認されました。
 引き続き、班会の優位性について解析をすすめていきます。

齋藤文洋大泉生協病院院長・医療福祉生協連医師委員 受賞の様子

 J-HPHカンファレンスには全国から160名が参加。ポスターセッションには60演題(研究報告22演題・実践報告38演題)の登録があり、そのうち3つの演題が優秀賞に選ばれました。

※1 HPH:Health Promoting Hospitals & Health Services
※2 班会に参加:3人以上の人がなんらかの健康活動を目的に年3回以上集まること